どうもみねです。
今回は、カクテルの分類part2ということで”作り方での分類”についてお話ししていこうと思います。
あまりにも種類が多いので、ざっくりとした説明で「こんな感じなんだな~」くらいで聞いてください。
作り方での分類
カクテルは作り方や材料によって、名称が決まっているものがあります。
もちろん例外もあるのですが、たいていのカクテルはメニュー名で内容を把握することができます。
分類を理解することで、自分好みの組み合わせで注文することもできますし、メニューを見たときに、飲んだことがなくてもだだいたいの味を想像することができます。
エッグノッグ
蒸留酒や混成酒に卵とミルク、砂糖を加えたカクテルです。
材料に卵や牛乳を使っているので滋養に富んでいることが特徴です。
ホットとコールドの2タイプがあります。
サワー
蒸留酒をベースとして柑橘系の果物やシロップ、砂糖を加えて甘未をつけたものをいいます。
サワーというと、居酒屋よく見かけるものをイメージしがちですが、サワーも立派なカクテルです。
クーラー
蒸留酒やワインにレモンやライム、オレンジ等の柑橘系のジュースを加え、炭酸水を加えたものになります。
ワイン・クーラーなど、ワインが苦手な人でもクーラーにすると飲みやすく、女性に大人気です。
オンザロック
オールドファッションド・グラスという直径が広いオンザロック用のグラスに大きめの氷を入れ、蒸留酒や混成酒を注いだものになります。一般的には、「ロック」と言われています。
コリンズ
蒸留酒くぉベースに柑橘系の果汁やシロップ、砂糖等で甘味を加え、炭酸水を加えたものになります。
後で紹介するフィズとの違いは、コリンズ用の差が高く口径狭いグラスを使用することくらいしか違いがありません。
ジュレップ
クラッシュドアイスを詰め込んだグラスにベースとなる酒を注ぎ、潰したミントリーフと砂糖を混ぜたスタイルです。
スリング
蒸留酒をベースに砂糖やシロップ等で甘味をつけ、水やお湯で割ったものです。現在はフィズと同じように作るのが主流になっています。
デイジー
大型のグラスに、クラッシュドアイスを詰め、蒸留酒や柑橘系の果物の果汁、シロップ、あとはお好みで炭酸水を加えたものです。
トゥデイ
蒸留酒に砂糖等の甘味を加えお湯や水で割って飲むスタイルです。ホットとコールドの2タイプあり、ホットの場合にはシナモンなどのハーブが加えられることが多いです。
ハイボール
あらゆる酒をベースに炭酸系飲料で割ったものです。ウイスキーのハイボールが少し前に若い女性の間で流行していたので、比較的馴染みのあるスタイルだと思います。
バック
蒸留酒やワインに柑橘系果物の果肉や果汁を加え、ジンジャーエールを加えたものです。バックは「雄鹿」という意味もあり、「キックのある」という意味合いで名づけられたといわれています。
フィズ
蒸留酒や混成酒をベースとして、柑橘系の果物の果汁やシロップ等の甘味を加えて炭酸水で割ったもの。フィズの由来は、炭酸の弾ける音からきているといわれています。
プースカフェ
それぞれの材料を比重の重いものからグラスに注いでいき、混ざらないように2種類以上の層にするスタイルです。飲む際にストローを使えば好みの味から楽しめます。
フラッペ
グラスにクラッシュドアイスを詰め込み、そこへ材料を注ぎ込んだものです。フラッペとはフランス語で「冷たくしたもの」という意味で、暑い夏にぴったりなカクテルです。
フローズン
バー・ブレンダーというミキサーにクラッシュド・アイスろ材料を入れてシャーベット状にしたものです。こちらもデザート感覚でいただける夏にぴったりなカクテルです。
フロート
フロートとは、「浮かべる」という意味です。2種類以上の材料を比重を利用し、重いものから注いで2層にしたカクテルです。
ミスト
オン・ザ・ロックで使用するオールドファッションド・グラスにクラッシュド・アイスを詰め、材料を注いだ後グラスの表面が曇るまでよく混ぜたものです。味わいはオン・ザ・ロックと水割りの中間のような位置づけです。
リッキー
蒸留酒をベースにレモンやライムなどの果肉を絞り入れ、炭酸水で割ったものです。マドラーで果肉をつぶしながら飲みます。
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以上が、カクテルの作り方での分類になります。
基本的に、カクテルの名称はベースとなるお酒+作り方となっています。
なので、好きなお酒、あるいはその日の気分や体調などに合わせてお酒を選び、お好みの作り方でオーダーすれば自分の飲みたいカクテルが注文できるというわけです。